スターピープルより

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2002年秋、ハララボス氏が中心となって行なわれている日本のサークルのメンバーは、ダスカロスが生まれ暮らしたキプロスを訪れ、多くの関係者と交流を楽しんだ。その10月22日〜28日までの旅の様子を、2回に分けて簡単にリポートしよう。
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夜の町並み

ギリシャ、キプロス紀行【2】
私にとってのダスカロス

文:岡本宗子/写真:三谷五一

 

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 私がダスカロスのことを知ったのは、5、6年前にヒーリングのセミナーに参加した時のことで、20世紀最大のヒーラーがいたという話を聞き、いったいどんな人物だったのか、とても興味を覚えた。人々を無料で癒していて、瞬時に骨を再生することも出来たという。

 どうしても、その人のことが知りたくて色々と探していた矢先、友人から電話が入った。

 

 その電話の内容は、ダスカロスのもとで長年勉強していたギリシャの方と会って、話をしたということであった。私はびっくりしてぜひ、その方にお会いしたいと懇願した。

 それが現在、日本でサークルを行っているハララボス氏のことで、その方は日本とギリシャを行ったり来りしているので、機会があったら会わせて下さるということだった。それから少し経って、私は氏のアトリエを訪ね、お会いすることができた。

 

 私がかねがね疑問だったのは、今の時代に精神世界を探求しようと思うと、ワークショップやセミナー費用として高額のお金が必要なことだった。ということは、お金のある人でないと真理の道を探求することができないのか、限られた人しか成長できないのかと、思い悩んでいた。

 しかし、ハララボス氏から「ダスカロスは無料で人々に教え、ヒーリングしていた」と聞き、“この人は、やはり本物だ”と直感した。

 この翌年、ハララボス氏のアトリエでサークルが始まった。毎週火曜日、夜19時〜21時まで、ダスカロスと同様に無料で氏は、真理について詳しく教えて下さった。

 

 なぜ週の初めにサークルをやるのか、なぜ正しい考え方が必要なのか、ハララボス氏の話はわかりやすく、すぐ理解することができた。今まで色々な勉強会に出席してきたが、これほどわかりやすく、霊的真理について、宇宙のメカニズムについて教えてくださる師に出会ったことがない。こうしてますます、私はダスカロスの教えにのめり込んでいった。

 

 そして、サークルが始まって3年目にして、私はダスカロスが暮らしたキプロスを訪ねることができた。この旅では、日本だけでなくドイツ、オーストリア、スイスから、ダスカロスの“生徒”たちが来ていて、その人たちと交流することもできた。キプロスに住んでいらっしゃるダスカロスの娘、パナヨッタさんと、 20年来の生徒であるペトロスさんのお話をうかがうこともできた。

 彼らの話を総合すると、ダスカロスという人は、人間的な愛を遥かに超えた、愛そのもののような人物だったらしい。

 今回の旅では、ダスカロスが住んでいた家、ストア、お気に入りのビーチなどを訪れることが出来て、少しだけ彼に近づけた気がする。

 現在、日本では、サマーサークルとしてハララボス氏が教えてくださる会のほか、氏がギリシャへ帰られた後、日本人8人ぐらいのコーディネーターが東京を中心とした各地で勉強会を行っている。

 私はサークルに参加するたびに新しい発見があり、一歩ずつではあるが真理の道を歩んでいるのではないかと思っている。

 

ミニ特集『偉大な霊性の教師ダスカロス』---終わり

(株)ナチュラルスピリットより転載許可済 このページのトップへ