ブータンツアー2016/07
写真、文章、構成、三谷五一
2016/7/3〜2016/7/8まで、なまけものクラブ企画のツアーでブータンに行って来ました。
・ブータンの地政学
ブータンは、北側を中国のチベット自治区、南側をインドに挟まれ、同時にヒマラヤ山脈の南側(地図で言うと下側)に位置しています。
国の面積は日本で言うと九州と同じくらい、そこに約75万人に人が暮らしています。
開けているのは西側で、首都のティンプーや空港のあるパロは西側に位置しています。
ブータンに入るには、西部を訪れるのであれば、唯一の空港であるパロ国際空港から航空機で入国、東部であれば、インドから陸路で入国することが一般的の様です。
今回のブータンツアーでは、タイのバンコク国際空港経由でパロ国際空港に入国し、ティンプーに移動して1泊、そこからプナカに移動して1泊、パロに引き返して2泊、合計4泊のツアーでした。
移動は小型のバスを使いましたが、かなり大変で、例えば、ティンプーからプナカまでは30Km程度に見えますが、途中標高3150mのドチェラ峠を越える必要があり、3〜4時間を要します。
この感じから類推すると、東部を訪れるのであれば、パロから陸路で東部に行くより、インドから東部に直接入国する方が現実的な感じを受けました。
・写真の見出し
 ・パロ国際空港到着、首都ティンプーへ移動
 ・ティンプーのホテル
 ・ティンプーの風景
 ・伝統治療院
 ・巨大仏陀像
 ・プナカのホテル
 ・プナカの風景
 ・プナカ・ゾン
 ・棚田の風景
 ・パロのホテル
 ・パロの風景
 ・タクツァン僧院
 ・空港へ、ブータン出国
・パロ国際空港到着、首都ティンプーに移動
早速スマホで写真を撮っている
広々としている
異国情緒たっぷり、ブータン到着の気分が盛り上がる!!
早速入国手続き
空港から出ると、出迎えの人々が
荷物を小型バスの上にのせ、しっかり固定、全工程をこの車で走破します
いざ出発!!
この道からブータンツアースタート、ローカルな感じがたまりません‥‥
車窓からブータンの景色が広がる
車内はこんな感じ、曲がりくねった道が続く、首都のテンプーへとひたすら走る
ティンプーのホテル
宿泊したホテル、天気はあいにくの雨模様
ホテルの入り口
宿泊したホテルの部屋、いままで泊まったホテルの中で一番広い、リッチな気分!!
ティンプーの風景
ブータンの首都ティンプーのロケーションを、簡単にお伝えします。
ブータンは最初に掲げた地図に示した通り、南北をインドとチベットに挟まれ、ヒマラヤ山脈の南側に東西に伸びて国土が広がっています。
ですので、幹線道路は国を縦断する形で東西に走っています。
但し、幹線道路と言っても、元々が標高差のかなりある山国なので
平地で直線的に伸びるイメージとはかなり異なります。
都市化が進んでいるのは、ブータンの西側で、幹線道路の西端にブータン唯一のパロ国際空港があり、首都ティンプーはパロから直線距離で約20Kmばかり東にあります。
ティンプーの街は、この幹線道路から北側に枝分かれした道路をメインストリートとして、約5Kmばかり北上した辺りにあります。
また、メインストリートは、ヒマラヤ山脈に向かって伸びているため、ゆるやかな上りになっています。
同時に、このメインストリートはヒマラヤ山脈から北側に続く尾根の東側を通っているため、西側が山側、東側が低地側として、それと判るくらいの角度のある斜面を形成しています。
メインストリートを北上して街に入りると、まず最初にお巡りさんが常駐して交通整理をしているロータリーがあり、そこから北に向かって、道の両側にみやげ物やさんが軒を連ねる繁華街が続いています。
因みに、ブータンには信号機は無い様です。
ティンプーの街は、なだらかな斜面に広がっている
ホテルの窓から山側(西側)を眺めるとこんな感じ
山の中腹に向かって建物が続いています
やはりホテルの窓から
中央に走る道がティンプーのメインストリート、南北に走っており、
この道を手前方向に進み、ティンプーに入りました
更に進むと、下の写真に示した交差点になります
ティンプーのメイン交差点、お巡りさんが交通整理をしている
この交差点を右に進むと山側(西側)となり、宿泊したホテルがあります
左側(東側)は下りになっています
交差点から街を縦断する方向に進む、ティンプーのメインストリート
歩道はこんな感じ
メインストリートに対して、左右に細い脇道が走っている
色々な人が行き交っている
交差点遠景、山側から眺める、左右に南北方向のメインストリートが走っている
この道を真っ直ぐに進むと、斜面を下ることになる
古い建物の右側に外階段が造作されている
山側へと細い路地(空間?)が続いている
空間にふらふらと足を踏み入れる‥‥、コンクリーの地面に雨水が貯まっている
少し先に行って、振り返るように建物を見上げる
かなりの年季が入っている
メインストリートに戻ることにしよう
左右の階段の間に、暗渠の中に水が吸い込まれて行く
メインストリートに戻る、横断歩道のタテカン
道の向こう側には、暗渠を通った小さな川が流れて行く
別な脇道を低地側に下る、来た道を確認するように振り返る
更に下りの階段が続いている
ようやく踊り場が視界に入って来た
バスロータリーへのショッートカットだった
左側に木々が見える、そちらに行ってみよう
暗渠を通り抜けた川に、下流で遭遇することが出来た‥‥
メインストリートの下を通って川の水が流れて来る‥‥
更に低地側に下ってみる
競技場に行き着く、ここで更に下るべく左に進路を取る
スラムとおぼしき一画が目に入る
更に下りを歩いて行く
家の建築現場があった、竹ざおで足場を組んでいる
ダウンタウンの雰囲気が漂い始める
それなりに大きな僧院があった、門を通って振り返る
マニ車が沢山設置されている建物の周りを人が歩いている
マニ車の向こうにお城のような仏塔があった
マニ車を回しながら回廊を歩いている
小屋の中で、蝋燭が灯っている
ルンタ(風の馬という意味)が(遮るように)飾られている
僧院はほんの少しの高台にあり、その周りの低地にはスラムが広がっていた‥‥
屋根が低い‥‥
側溝に無造作に排水されている
鉄条網で仕切られている
伝統治療院
入り口です
中庭の様子
折りたたみ式のマッサージテーブルが2台おいてある
よく判りませんが、す〜んごく効きそう!!
純金製の針を見せてもらいました(太いな〜)
行き先表示板、セラピストのイラスト入りが、カワユイ
隣接の博物館に興味深い掛け軸が展示してありました、以下その一部分です
巨大仏陀像
入り口の門、屋根の右に仏陀の後頭部が見える
観音菩薩像が仏陀と向かい合って建っている、これは向かって左側
これは右側、シンメトリカルに構成されている
ご対面!! デカイ(51.5m)!! 観音菩薩像と比べて下さい
プナカのホテル
幹線道路を行くと、『 Zhingham Resort 』 の看板が立っている、ここを左折、急な坂をかなり上る
ホテルエリアの入り口
レセプション棟の正面、この建屋の右側を通って奥に進みます
正面がレスラン&バー、右側がレセプション棟、この左側の斜面に宿泊棟
斜面に宿泊棟が点在、全体がリゾートエリアとして構成され、すごくキレイ!!
リゾートエリアは丘の上にあり、見下ろすと絶景!!
中央が明日見学する『 プナカ・ゾン 』
プナカの風景
早朝、ホテルで働いている娘さんたちが坂道を上がって出勤して来る
すれ違いざまに、写真を撮らせてもらう
真ん中の娘さんがすごく協力的で、スナップ成功!!!、襟を正して微笑んでくれました
木々の中にひっそりと佇む民家
壁が白い
ダルシン(祈願旗)が2本、立っている
道沿いの民家
店先に人がいた、写真を撮らせてもらう
赤い小さな車が止まっている
男の子が坂を上って来る
お巡りさんとすれ違う
幹線道路まで下りて来ました、ダルシンが沢山立っている
川岸まで下りてみる、霧の向こうにプナカ・ゾンの橋が小さく見える
プナカ・ゾン
橋の向こうのプナカ・ゾン、霧につつまれている
お城のような建物、門の入り口から外を眺める
プナカ・ゾンが姿を現す
階段(写真右側)を上がりプナカ・ゾンに入城、建物向かって右側にセキュリティスタッフが詰めている
左側には巨大なマニ車、老人が経文を唱えながらひたすら回している
広い中庭の正面に巨大な建物がそびえる
中庭の左側、2階に回廊が巡っている
中庭の向こう側、巨大な伽藍に圧倒される!!
お坊さんとすれ違う
見事な造形!!
屋根と屋根の間に青空がのぞいている
細部までしっかり作りこまれている
中庭で男の子がニャンコと遊んでいる
棚田の風景
川の向こうに棚田が広がる
芸術的な等高線を描いている
パロのホテル
パロでの宿泊は、高台の一番上のコテージ風の高級ホテル、入り口です
ホテルの玄関
玄関、別の角度から
かなり立派
広い敷地の中に、整然とした建屋が、ゆったりと配置されている
内部の造作も重厚な造り
宿泊コテージに向かって小径が枝分かれしながら続く
かなり広い
ゆるやかな斜面にコテージが連なっている
小じんまりしてカワユイ
パロの風景
高台にある民家
牛さんが寝そべっている
学校の様だ、先生のイラスト
下りの道が続く
民家の先にパロの市街が見える
CAFE
道端にダルシン(祈願旗)が林立している
畑の向こうにパロの街並みが広がる
パロの市街に入る、仏塔らしきものが目に入る
高めの仏塔、マニ車が壁面に設置されている
経文を唱え、マニ車を回しながら、仏塔の周りを回っている
商店の様子、まだ開いていません
大きなマニ車がある
タクツァン僧院(トレッキング)
トレッキングの登り口に到着
どんどん登って行きます
馬で登ることも出来ます、途中で馬専用の水飲み場がある
馬を連れて下って来たおばさん
まだまだ急な登りは続く、休憩点が見えて来た
大き目のマニ車がある
小さめのマニ車は数で勝負!!
馬さんたちも一休みしている
キープ・クリーン
少しだけ平地が続く
中継地点のカフェテリアに到着(ここで帰りに昼食を摂りました)
カフェテリアの表札
中継地点を出発、ついにタクツァン僧院が姿を現す、まだまだかなり先‥‥
山道が延々と続く
犬が昼寝をしている
徐々に近づいて来る
下りの階段の途中のビューポイントで写真を撮る
ビューポイントの横に休憩所がある、ヒマラヤ山脈の山が深い
山肌に梯子が立てかけてあった
まだまだ急な下りが続く
一旦谷底まで降りて、再度の上りでタクツァン僧院へ到着か
タクツァン僧院の全貌が眼前に現れる、これは凄い!!!
下りの終点、谷の底に近づく、
カラフルなルンタ(風の馬という意味)が、谷底を吹き抜ける風にはためいている
谷底を流れ落ちる川に橋がかかっている、その手前に小さな建物がある
下って来た径を見上げる、ルンタが谷底の風になびいている
最後の上り(と信じたい)、かなり足に来る‥‥、もう一息!!
タクツァン僧院到着!!(内部は写真撮影禁止でした、残念‥‥)
入り口の手前に小さな庭がある、ダルシン(経文旗)が空に向かって建っている
帰りの山道、下りがメインなのでやはりラクです。。。
急な坂を降りる感じ、そろそろ下り終点に近づく
無事帰還に成功 ( と言うほど大げさでは無いですが‥‥ )
パロの野外市場
ビニールシートの屋根で作られた市場、色とりどりの野菜や果物が売られている
吟味をしている
お香を買っている
空港へ、ブータン出国
朝食を摂り、ホテルを出発
空港に到着
出国手続きを済ませて、飛行機に向かう
さようならパロ国際空港、さらばブータン‥‥
尾翼には、ブータンのシンボルのドラゴンが
ドアにもドラゴンのイラスト
翼越しの空港の建物を眺める、最後の見納め‥‥
     
使用機材、 カメラ:EOS-M2
レンズ:EF-M22mm、F2.0
(35mm換算:35mm)
撮影データ、 プログラムAE
(露出補正-2/3)
1部フォトショップで補正