エソテリックティーチングを最も簡便に表現すると、『 神の存在と人間の存在について、その構造 』となります。
ダスカロスの残したエソテリックティーチングは膨大な理論体系を持ち、色々な概念がアンダーグラウンドで相互に繋がり合っています。
このことは、ダスカロスのエソテリックの集大成と言われている、『 シンボルオブライフ 』 をお読み頂けると感じられるかも知れません。
これらはかなり複雑な関係性を有しており、従い、これを簡便に記述することは不可能ですが、書籍としてまとめられたエソテリックティーチングでは、18項目のテーマに分けてその全体像を記載しています。
ここでは、その項目の幾つかについて、その趣旨を説明することで、エソテリックティーチングの説明とさせて頂きます。
これらのことがどの様に記述されているかは、ナチュラルスピリッツより発刊されている『 エソテリックティーチング 』 をお読み下さい。
15、エレメンタル
意識により物質化されたものを指し、生命を有しています。
私たちの、あらゆる思考・感情・欲望は、想念形態と呼ばれるエレメンタルを作り出し、これらは、それぞれ特有の形態・エネルギー・知性を持つ固有の小生命体として行き続けます。
この小生命体は、ネガティブな感情から生まれた『 欲望−思考型エレメンタル 』 、若しくは理性と愛の感情から生まれた『 思考−欲望型エレメンタル
』 に大別されます。
― 以下、続く ―